株式会社合田工務店様
マニフェスト管理の時間削減でより良いものづくりへ
事業内容
企業の廃棄物への取り組みについて教えてください。
「地球環境の保全につとめ、環境に優しい活動」の基本理念のもとにコンプライアンスを遵守した活動を行っています。
廃棄物についても関連法規を守り、適正な処理を行っています。
一方で昔は、廃棄物に関する法律はなくマニフェスト管理という業務は後から出てきた余計な作業として捉えられることも多かったため、なるべく負担とならないような運用管理を目指しています。
導入の経緯
JWNET直接から段階を踏んで導入
当初の電子マニフェスト導入は、JWNET直接運用を一部の現場でテスト的に実施しました。
しかしシステムが安定しておらず、全現場に普及させることは難しいと悩んでいました。
そこにリバスタの営業の方からJWNETと一緒に利用するWebサービス【e-reverse.com】の提案を受けましたが、その当時は香川県で導入している収集運搬業者や処分場はほとんどなく、全現場で利用出来ないのであれば意味と価値がないと判断し、導入を見合わせていました。
その後、再度訪問を受けた営業の方から香川県内の【e-reverse.com】導入企業一覧の資料を見せて頂き、「これだけの会社が導入しているのなら」と検討を再開しました。
そこでまずは県と市にASP業者を介した電子マニフェストでの運用について問い合わせをしました。そして問題のないことを確認し、導入に踏み切りました。
導入効果
人件費だけではない効果を実感
これまで現場では紙マニフェストの管理作業がほぼ毎日あり、伝票の管理や社内システムへの入力作業で残業も多く発生していました。
導入して現場からのクレームは一切なく、マニフェスト管理のための残業がなくなり、満足できる費用対効果と言えます。
それ以上に紙のマニフェスト管理に充てていた時間を本業のものづくり、品質管理へまわせるようになったことが、お金には変えられない大きな成果と感じています。
今では現場のマニフェストについてはPCでの管理が当たり前になっており、若い社員は紙マニフェスト管理の苦労を知らない人も増えてきています。今となっては【e-reverse.com】=電子マニフェストでの管理が当たり前のものとなりつつあります。(平尾様)
電子化されてからのマニフェスト管理
私がマニフェスト管理の業務に携わったのは、【e-reverse.com】を導入した1年半前からです。私を含め3名の社員で、現場から上がってくる紙マニフェストの入力作業、行政報告を行っています。【e-reverse.com】については現場の登録や集計作業を行っています。
紙マニフェストは私たちが紙マニMakerへ入力しているので、現場からしてみれば管理の手間はあまり変わらないのかもしれませんが、官公庁工事の場合は現場の担当者がマニフェストの提出を行わなければならないので、その場合は電子の方が楽だと感じているかもしれません。また一度、大量の紙マニフェストの処理で苦労した担当者は、【e-reverse.com】での管理の楽さを知るとずっと使い続ける傾向にあります。
操作についてわからないことがあった場合は、カスタマーサポートへ連絡しています。現場や業者さんからも操作方法について私のところに連絡が来ることがありますが、その場合もカスタマーサポートを案内しています。同じ画面を見て案内してくれるので安心ですし、確実だと感じます。(成田様)
今後の展望
リサイクル率の計算ができたら便利
紙マニフェストの入力確認用に、データの一覧表へ「社内の管理コード」「最終処分終了日」「積み替え保管の有無」の項目があると確認がしやすくなります。
それから事業場の運搬経路を登録している画面上で、収集運搬や処分業者の詳細(主に住所)の表示があれば便利だと思います。契約書を見ながら運搬経路を設定する際、契約書には業者の施設名などが記入されてないことが多く、住所で判断することが多くあります。先に提携先業者一覧で確認しておけば問題ないのですがこの画面上でも確認できると良いと思います。
また弊社では、紙と金属については「100%リサイクル」を目標としているため、その集計の為にリサイクル率の計算ができるとよいです。
ユーザー概要
社名 | 株式会社合田工務店 |
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URL | https://www.godaweb.com/ |
事業内容 | 建築工事業・土木工事業・一級建築士事務所・不動産事業 |
所在地 | 東京都港区浜松町2丁目6番5号 |
創業 | 1951年 |
資本金 | 4.5億円 |
インタビューご担当者様