双葉鉄道工業株式会社様

各支店からの質問事項

各支店の電子マニフェスト担当者が本社に集結

まず、双葉鉄道工業では東京地区から静岡地区までの11支店に電子マニフェスト担当者を置き、担当者が中心となって電子マニフェストサービス「e-reverse.com」の導入を進めています。
今回参加した「導入報告会」では各支店の担当者が本社に集まり、導入状況の報告を行い、運用の質問などをリバスタの営業が受けるスタイルで会議は進行しました。

各支店からの質問事項

各支店のマニフェスト担当者の報告では、電子マニフェストサービス「e-reverse.com」導入済みと未導入の支店で大きなギャップがあると感じました。
一旦、電子化の対応をされた支店は、業務の効率化を早速実感して頂けているようで、1枚でも多く電子化できるようにとそのための質問が出ていました。今回の報告会で出た意見で、未導入支店も導入後のイメージが掴みやすくなったのではないかと思います。

Q．電子マニフェストの場合、運搬時にドライバーの手元にマニフェストがありませんが、問題ないのでしょうか？
A．トラックにJWNETの加入証のコピーと、作業伝票（必須項目が記載されているもの）もしくは携帯電話の画面でマニフェストを表示出来れば、例えば検問や交通事故等で警察に確認された場合も問題ありません。（イーリバース）

Q．残っている紙マニフェストを、先に消費した方が良いのか？
A．積極的に電子を使ってください。紙マニフェストの処分については時期を見て通達します。（双葉鉄道工業）

Q．メールがたくさん来て、重要なメールを見逃しそう。
A．メールの自動フォルダ分け機能を利用してみてはいかがでしょうか(イーリバース)
専用のアカウントが必要な場合は声をかけてください。（双葉鉄道工業）

Q．業者が入会していなかったり、紐づけがされていなかったりする。
A．電子マニフェストサービス「e-reverse.com」未加入の業者様には提案致しますので、ご紹介下さい。グループ間紐付けについては本社様にご連絡ください。（イーリバース）

導入効果

導入した支店からの感想

• 運搬から処分の流れが把握しやすくなった。
• マニュアルで見た「e-reverse.com」の操作方法と実務が結びつかず、始めはひとつひとつ確認する必要があった。
• マニフェストの作成・保管、集計表の作成といった手間が省け、成果物としてマニフェストを提出する場合も印刷するだけなので簡単。
• 竣工書類の作成時間が短縮し、検査時も指摘事項がなかった。

本社会議室で実施された報告会の様子

今後の展望

本社　調査部　部長　宮本様のお話

2014年9月に電子化率100％を目標に電子マニフェストサービス「e-reverse.com」の導入を開始しましたが、既に電子化率79％というのは非常に高い数字と受け取っています。
紙マニフェストで運用している21%が早く無くなるために、この報告会を通して問題点が全て解消されることを期待します。
紙マニフェストについては、いずれ本社が回収します！

取材にお伺いして

PCマクラギ交換作業

今回は鉄道系の双葉鉄道工業様にお邪魔したので、会議中に飛び交う聞きなれない廃棄物の品目名にかなり戸惑いました。会議の後にまずは用語の解説からして頂きました。

【PCマクラギ】
コンクリートの枕木。PCはプレストレストコンクリートの略。

【バラスト】
車体の振動を吸収して騒音を抑える為に線路に敷く砕石。大きさが細かくなると入れ替えをする。

世界的にも高い安全性を誇る日本の新幹線を支えている双葉鉄道工業様の業務効率化にリバスタのサービスが少しでもお役立てればと、うれしく思います。
取材ご協力頂きました、調査部の宮本部長・木村課長ありがとうございました。