みなさま、こんにちは。広報担当、小濃です。
前回に引き続き、高俊興業株式会社様「東京臨海エコ・プラント」の見学ツアーをレポートしたいと思います。
次に私たちが案内されたのは、「手選別設備」です。
ここは「混合廃棄物処理ライン」の上流にあり、コンベアから流れてくる廃棄物を作業員の手で選別する場所です。
破砕機に投入する前に危険物や破砕不適合物の除去等を行い、機器の故障を防止する役目もあります。
「手選別設備」の空気は、横でお弁当が食べられるくらいキレイに保たれています。
でも、実際横でお弁当を食べる人はいないそうです(笑)
そして「手選別設備」に展示してあったのは、実際コンベアに流れてきた危険物や破砕不適合物。
花火、バッテリー、発煙筒、ボール、液体物…
工事現場の混廃ボックスに、一般廃棄物も捨てられてしまうことがあるそうです。
写真左下の丸い物体は、まさかの…砲丸!
不要な砲丸は、地域のごみ回収のルールに従って、正しく処分しましょう。
続いて、外に出て「再生設備」と「ストックヤード」を見学しました。
「ストックヤード」は廃棄物の種類ごとに細かく分かれたエリアが、工場を囲むように配置されています。
「再生施設」では破砕した廃棄物を、1m角のキュービック状に圧縮できるコンパクタが設置されていました。
なんと!洗車と給油の施設も完備。
収集運搬車はここで給油できるので、時短になりますね!
高俊興業株式会社様は、東京都よりエコタウン事業における建設混合廃棄物処理(再資源化)施設事業者に選定されています。
昨年度の施設に運び込まれた廃棄物のリサイクル率は93.7%と、ほとんどが最終処分に回されず、リサイクルされています。
大量の廃棄物が発生する建設業界にとって力強いパートナーとなることはもちろん、地球環境へも大きく貢献されています。
今回の見学で、「資源循環型社会形成推進」のトップランナーとして業界を牽引する高俊興業株式会社様の大きな存在感を感じました。
このブログで電子マニフェストが利用されている現場をもっと紹介していきたいと思います。
ごきげんよう、さようなら。